群馬県高等学校野球連盟
軟式部
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平成23年度 第59回春季関東高等学校軟式野球大会

組合せ
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決勝
平成23年5月30日(月)
【高崎城南球場】
前橋商(群馬) 0 ー 1 法政二(神奈川)
延長14回サヨナラ

 昨日の決勝戦が雨天順延となり、本日も朝からの雨でグランドは水浸し状態で開催が危ぶまれた。それでも係員の懸命なグランド整備により決勝戦が行われ、両エースによる投手戦となり決勝戦にふさわしい好ゲームが展開された。
 4回までは両チーム共にヒット1本づつの投手戦がつづく。前商は5回、1アウトから6番加納が2塁打で出塁し、パスボールで3塁へ進み、先制のチャンスをつくる。しかし後続が断たれ無得点。法政二は9回、1アウトから1番楠家がヒットで出塁し、盗塁で2塁へ進みサヨナラのチャンスをつくるが、金井投手のけん制で刺されチャンスを逃がし、延長戦に突入。両チーム共に得点圏にランナーを進めるも、守備陣の堅い守りに阻まれスコアーボードには14回まで0が並ぶ。
 前商は14回、1アウトから連続死球で、1アウト1・2塁の絶好のチャンスをつくる。つづく打者は連続三振に抑えられチャンスを逃がす。その裏法政二は、1アウトから8番福田がセンターへヒットを放ち出塁すると、内野ゴロの間に2塁へ進みサヨナラのチャンスを迎える。1番楠家の打球は、前進守備のセンターの頭上を遙かにオーバーして2塁ランナーを生還させ、法政二は延長14回の死闘を劇的なサヨナラゲームで27年ぶり2回目の優勝を勝ち取った。



























































27年ぶり2回目の優勝を勝ち取った法政二





平成23年5月29日(日)
【高崎城南球場】
前橋商(群馬) ー 法政二(神奈川)
雨天順延
5/30(月) 12:00 試合開始


 
雨の高崎城南球場(5/29 10:00)




準決勝
平成23年5月28日(土)

【高崎城南球場】
第1試合
前橋商(群馬) 3 ー 0 土浦日大(茨城)
 前商は1回、ヒットと相手ミスでランナーをため、4番関がタイムリースリーベースを放ち2点先制。つづく打者が内野ゴロの間に更に1点を追加し3点差とする。その後は、両チーム共に投手が踏ん張り得点を奪うことができなかった。前商は、土浦打線を3安打完封で抑え決勝進出を決めた。
























第2試合
竜ヶ崎一(茨城) 0 ー 1 法政二(神奈川)
 法政二は1回、先頭打者がヒットで出塁すると、盗塁と内野ゴロでランナーを3塁に進め、エンドランが決まり1点先制。その後は投手戦が続き、1回に入れた1点が決勝点となり、法政が完封で竜ヶ崎一を抑え決勝へ駒を進めた。






















準々決勝
平成23年5月27日(金)

【高崎城南球場】
第1試合
前橋商(群馬) 3 ー 1 横浜創学館(神奈川)
 前商は3回、8番早田がヒットで出塁すると、1番斉藤がタイムリーツーベースで1点を先制。6回には、斉藤がヒットで出塁すると2アウトから4番関がタイムリーツーベースで1点追加。7回にも1点を追加し3点差とする。横浜創学館は7回、1アウトから内野安打で出塁したランナーを守備の乱れから1点を返すが、その後も前商の堅い守りに阻まれ得点を奪うことができずにゲームセット。



第2試合
竜ヶ崎一(茨城) 4 ー 2 作新学院(栃木)
 竜ヶ崎は1回、四球とヒットでノーアウト満塁のチャンスから相手のミスを誘い1点を先制。4回には、2アウトからヒットと四球でランナーをため、2番吉岡が右中間を破るランニング3ランホームランで3点を追加し、4点差とする。作新は5回、2アウト3・2塁からタイムリーヒットで1点を返す。9回にも相手のミスから1点を奪い2点差に詰め寄るが、昨年度の覇者はベスト4に進むことができなかった。























【伊勢崎市野球場】
第1試合
高崎(群馬) 3 ー 4 土浦日大(茨城)










第2試合
横浜商(神奈川) 1 ー 3 法政二(神奈川)
延長11回





1回戦

平成23年5月26日(木)

【高崎城南球場】
第1試合(9:00)
前橋商(群馬) 3 ー 0 白鷗大足利(栃木)
 白鷗大足利は2回、2アウト3・2塁のチャンスをつくるが、つづく打者を三振に打ち取られ無得点。前商は5回、エラーのランナーをタイムリー2塁打で生還させ先制点を入れる。6回にも、2本のヒットと3つの四球で2点を追加する。白鷗大足利は、6本のヒットを放ったが前商の堅い守備陣に得点を奪うことができなかった。











第2試合(11:30)
太田(群馬) 0 ー 2 横浜商(神奈川)
 横浜商は1回、川島投手の立ちあがりを攻め1点を先制。5回にも、この日3本目の2塁打でチャンスをつくり1点を追加する。太田は、松崎の放ったヒット1本に抑えられ、攻撃の形を作ることができずに、初戦で涙をのんだ。









第3試合(14:00)
作新学院(栃木) 6 ー 1 拓大紅陵(千葉)
 作新学院は1回、先頭打者ヒットでチャンスをつくり、4番の2塁打で先制点を奪う。2回にも1点を追加し2点差とする。4回にも5本のヒットを放ち一挙4点を追加し6点差とする。拓大紅陵は8回、ノーアウトから連続ヒットで1点を返すも反撃はここまで。作新学院は王者の貫禄を見せつけ、ベスト8へ進んだ。

















【伊勢崎市野球場】
第1試合
水戸工(茨城) 0 ー 1 横浜創学館(神奈川)
 横浜創学館は5回、2アウトから四球のランナーをタイムリーヒットでホームへ迎え入れ1点を奪う。水戸工は、伊藤投手に2安打に抑えられ、反撃のチャンスを与えてもらえなかった。5回の1点が決勝点となり横浜創学館がベスト8入りを果たした。


第2試合
熊谷(埼玉) 2 ー 8 土浦日大(茨城)
 土浦日大は1回、先頭の角田がツーベースで出塁すると4番細野がタイムリーヒットで返し1点先制。2回にも角田のタイムリーで1点を追加。つづく3回にも4本のヒットを絡め一挙6点を入れる。熊谷は4回4番飯田のツーベースと相手のミスから1点を返す。5回にも1点を返し反撃ムードをつくるが、その後はチャンスを与えてもらえず初戦で涙をのんだ。


第3試合
前橋育英(群馬) 3 ー 4 竜ヶ崎一(茨城)
 竜ヶ崎は2回、2本のヒットとエラーで2点を先制。3回にも1点を追加する。5回にはスリーベースとパスボールで1点を追加し4点差とする。育英は5回、四球のランナーをタイムリーヒットで1点を返す。7回にもヒットと相手のミスから1点を返し、2点差に詰め寄る。つづく8回にも1点を返し1点差として9回を迎える。逆転のランナーを塁にためるが後続が断たれ、ベスト8入りを果たすことはできなかった。



【西毛運動公園野球場】
第1試合
高崎(群馬) 4 ー 3 日出学園(千葉)
 日出学園は1回、高崎の守備の乱れを誘い1点先制。3回にも1点を追加して2点差とする。高崎は3回、ヒットと四球のランナーを、内野ゴロとエラーで2点を返し、同点に追いつく。7回には、2本のヒットとエラーで2点を追加し逆転に成功。日出学園は9回、粘りを発揮し1点を返すが高崎の堅い守りに阻まれゲームセット。高崎はベスト8進出を決めた。

















第2試合
法政二(神奈川) 1 ー 0 花咲徳栄(埼玉)
 両チーム共、前半は投手戦がつづき7回までスコアボードに0が並ぶ。法政二は8回、2本のヒットで1点を奪い、これが決勝点となり、ベスト8へ駒を進めた。



開会式
平成23年5月25日(水)
16:00

高崎城南球場

高崎商業によるマーチングが披露され、16チームが元気よく入場行進を行った。
冒頭に東日本大震災の犠牲者へ黙とうがささげられた。
前年度優勝の作新学院(栃木)より優勝旗が返還され、前橋商業の原主将が力強く選手宣誓を行い、
第59回春季関東高等学校軟式野球大会が開幕した。5/26から16チームにより熱戦が繰り広げられる。